
研究テーマ
どの研究も世界的に注目されている研究ばかりです!!!
また,ほとんどの研究が国家プロジェクトや,業界をリードする企業との共同研究であり,社会との連携を取りながら最先端の研究を行っています!!!
早川研究室では,様々な研究を行っており,研究内容によって班分けされています.
また,研究設備や計測装置は世界最先端の環境が整っています.
自分の行っている研究が世界的に注目されることは,今までに味わったことのない最高の充実感が得られます!!

(ガス・GIS班)
現代社会においてSF6ガスを用いたガス絶縁開閉装置(GIS)は,電力の安定供給の上で重要な主力電力機器となっています.
電磁波(UHF)による機器内部の状態監視を行い,これらの機器の高い信頼性を確保するために,超高速・超高感度測定システムを用いたガス中放電の測定という世界的に重要な研究を行っています.

(ガス・GIS班)
近年の地球環境保護の観点から,現在の電力機器において主力絶縁ガスであるSF6ガスに代わるクリーンな新絶縁ガスとして空気が注目されています.
私たちは空気中における放電メカニズムを解明することで合理的な絶縁設計を可能とする研究を行っています.

(真空班)
真空絶縁は地球環境に対して極めてクリーンであり,絶縁媒体としてすばらしい潜在能力を秘めています.
私たちは真空特有の現象に注目し,真空絶縁技術をさらに高めるための研究を行っています.

(液体班)
現在,変圧器の内部絶縁には生分解性の良くない鉱油が使用されています.
鉱油に替わる変圧器油として,環境に対する負荷の小さなパームヤシ脂肪酸エステル(PFAE)を用いた変圧器の絶縁設計の確立を目指しています.

(ナノ・FGM班)
わたしたちは,次世代機器を革新する高機能材料の研究を行っています.
電力機器内部の固体絶縁材料は,過酷なストレス下にあり,優れた材料が求められています.
そこで,わたしたちは傾斜機能誘電材料(FGM)の電力機器への適用を検討しています.

(液体班)
私たちは次世代変圧器の絶縁媒体として『純水』と『ナノ油』に注目しています.
純水は環境適合性に優れた優秀な絶縁媒体となる可能性があり,ナノ油は既存の絶縁油と比べ,高性能な絶縁特性を持っています.
これらの液体絶縁物を次世代電力機器へ適用するための基礎研究を行っています.

(超電導班)
超電導を利用することによって,あらゆる電力機器は低損失化,大容量化,小型化できる可能性があり,現在盛んに研究開発が行われています.
私たちは特に超電導機器に故障電流を抑制する機能を付加し,高い信頼性の超電導電力システムを作るための基礎技術開発を行っております.

(IGMS班)
系統内機器において,経年機器が増加していますが,環境問題などから新規設備投資が困難となっているため,既存設備を有効に活用する必要があります.
そこで,現状のシステムを有効活用するとともに,高信頼性,高経済性を同時に達成するために,IT技術を駆使した電力設備の新しい知的な運用方法の開発を目指しています.

--- 研究内容詳細 ---
◎ ガス絶縁 < Gaseous Insulation >
◎ 真空絶縁 < Vacuum Insulatsion >
◎ 液体絶縁 < Liquid Insulation >
◎ 固体絶縁 < Solid Insulation >
◎ 超電導 < Superconductivity >
◎ 系統運用 < Intelligent Grid Management System >
論文リスト
受賞